パセリス公式ブログ

パセリスの制作側のブログです。
作品解説:ゴッドブレス
佐々木です。

「死ぬまでにしておきたいこと」最後の作品補足は、
「ゴッドブレス」についてです。
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まずこの「ゴッドブレス」というタイトル。
「神の息」と思っている方、いるかと思いますが、違います。

「God Breath」ではなく、「God Bless」です。
意味は各自調べてください。
文法的には間違っていると思います。

さて、この「ゴッドブレス」には前回触れた「人間の身勝手さ」が盛り込まれています。

信じたい時には神に感謝して、
懺悔をしているのに何もしてくれない神には怒ったりして、
果たして「神様のお仕事」とは何なのだろうというお話でもあります。

もちろん着想はラストに流れたあの曲から得たのですが。
よくよく考えてみればあのストーリーの中で、
神様は何もしていません。

単に女性2人が出会ってただ話をしただけなのに、
影響としては相手の考え方だけなのに、
何故か神様に感謝をし、次どうすればいいのかを神様に聞く。

神様は自分たちにとって結構都合のいい存在なんだなと感じて、
結果あんな感じの作品になりました。

とはいえ、この芝居は一人セリフも多かったため、
三人の出演者の演技力に支えられた作品です。

キャーキャー言う女子2人を見てずっとニヤニヤしていました。
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さて、演出ノートはこんな感じでおしまいです。
明日からは久々の「もやもやパセリス」をお送りします。
| paserisblog | コラム | 10:26 | comments(0) | trackbacks(1) | -
作品解説:死ぬまでにしておきたいこと
佐々木です。

本日も第三回公演の作品の解説というか、
補足みたいなものをしていければと思っています。

本日は「死ぬまでにしておきたいこと」について。
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「占い師のお仕事」をテーマに書いた作品ですが、
なかなかふざけた作品になりました。

着想はアフタートークでも話した通り、
「めざまし」で起きた例の事件から得ています。

でもストーリーを考えているうちに、
「占い師なら何言っても少しは人間信じるんじゃないか」と思えてきて、
最終的には人類滅亡とか救世主とかそこまで言わせてみることにしました。

「人類滅亡」と「占い師」とかで思い出すのは、
1999年7月に「空から大王が降りてくる」と言ったノストラダムスです。

一人の予言者が言った一言が全世界まで広まって、
「ちょっとホントに滅亡しちゃうんじゃないの」感があったのも、
予言者という職業があったからだと僕は思っています。

でもセリフでもありましたが、
「普段占い信じちゃうんですよー」という人間が、
「今日人類滅亡するよ」と言われた時に信じなくなるというのは、
やっぱり身勝手ですよねー。

「ゴッドブレス」でも触れますが、
この3作品、結構人間の身勝手さについて描いていたりするのです。

さて、長い文章のブログも明後日ぐらいには終了します。
明後日に「ゴッドブレス」の解説。
その次の日から「もやもやパセリス」再開です。

どうか末長くお付き合いを。
| paserisblog | コラム | 17:07 | comments(0) | trackbacks(1) | -
作品解説:フィクション
佐々木です。

今週は前回公演「死ぬまでにしておきたいこと」のそれぞれの作品について、
解説というか、少し補足みたいなものを付けられればと思っております。

多分出演者も知らないようなこと書いているので、
公演の余韻をお楽しみ頂ければ幸いです。

本日は「フィクション」について。
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この作品でやりたいと思ったことは2つ。
「客席から人が出てくる」と「LOVE LOVE LOVEを流す」。

前者は特にメタな演劇を狙ったわけじゃないんですが、
芝居の空間を舞台上だけにしたくないって思いが僕にはありました。

第一回公演と第二回公演をギャラリーでやっていたせいか、
劇場を見た時に完全に舞台と客席に分かれてるんだなと感じたこともあり、
何とか舞台空間を広げたいと思って浮かんだアイデアです。

後者は「愛を叫ぶ」「愛を呼ぶ」という表現にピンと来なかったのが発端で、
じゃあ「アイを叫ぶ」「アイを呼ぶ」にした方がしっくり来ると思い、
最後主人公が「アイを叫ぶ」ためにどうすればいいかを考えたプロットになりました。

劇作家が主人公なので、
自分に起きたことを書いているのではないかと思われがちですが、
ストーカーにも遭っていませんし、脚本のネタもパクられていません。

完全なる「フィクション」です。

そう、これも書くときに思ったことなのですが、
見ているお客さんは「フィクション」だって分かっていても、
自然と話に入り込んでいって、「フィクション」だと思えなくなってくる。
それがたとえ始まりの5分をまるまる使って「これがフィクションだ」と言ったとしてもです。

気がつけば「自分は役者だ」って言った目の前のその人を、
もう役者だとは見ずに一人の「タニマサル」という登場人物に見ている。

そのファジーな部分に対して、
「それでも目の前にいる人は役者で、僕らのやっていることはお芝居なんです」
と、「フィクション」という概念をばばーんと出した時に、
お客さんの頭の中はどうなってしまうのだろうと思ったわけです。

かなり他の作品と比べ異色な作品だったと思います。

けど、これはやってよかったです。
30分の上演時間中、27分がシリアス、3分がコント。

捉え方によっては一番コントっぽい作品だったかもしれません。

次回は「死ぬまでにしておきたいこと」について触れます。
| paserisblog | コラム | 16:09 | comments(0) | trackbacks(0) | -
性差に関するコラム:ことわざより
佐々木です。

チケットが徐々に売れ始めています。
第1回公演は席数が少ないため、場合によっては売切れてしまいます。
ぜひご都合よろしければお早目のご予約をお願いいたします。

予約はこちらから ⇒⇒ こちら
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本日は男女の性差に関するコラムを。

男女をそれぞれ表現したことわざとはいろいろあるもので。
最近使われる「女ごころと秋の空」というのは調べてみると、

本来は「男ごころと秋の空」と言ったらしく、
昔は女性は貞節なものとされたため、浮気心の多い男性のことを、
「男ごころと秋の空」と言ったそうです。

でも今や「女ごころと秋の空」が常用されるようになって、
イギリスのことわざにも「女ごころと冬の風はよく変わる」というものまであるそう。
女性の浮気心というよりは、
女性の気まぐれな心情を現した表現になっているみたいです。

浮気心が多いのは男性・女性で多いのはどちらかということは決めることはできませんが、
生き物が「できるだけ多くの子孫を残すこと」が本能であるという意味で考えると、
男女のどちらにも浮気心があると言えます。

つまり「浮気はダメだ」という今の文化をそのまま適用した形でモノを言うと、
やっぱり浮気は男性・女性、どちらにも分がある、というわけです。
| paserisblog | コラム | 16:33 | comments(0) | trackbacks(0) | -
男女の性差についてのコラム:体毛
佐々木です。
今日は男女の性差に関するコラムを一つ。

女性が男性の格好しても問題ないくせに、
男性が女性の格好したら問題になるのは、
そこに「毛」というものがあるからなんだと思います。

足のすね毛、ヒゲの跡、太めのまゆ毛。
そういう体毛が女性の「キレイ」という概念からかけ離れすぎているがために、
女装ということがあまり受け入れられないような気がします。

でももちろん体毛を剃って女装に臨んだとしても、
やっぱり骨格が男性と女性では違うので完全な女性には見えないまでも、
眉毛やらヒゲの跡やらを完全に調整した場合、
女装はそれっぽく見えるんじゃないかと思っています。

今回のお芝居では完全に隠せるかどうかは分かりませんが、
それなりに女装というのには挑戦してみたいと思います。

だからといってそこまでキレイに女装をこなせるメンツは揃えていないので(だいぶ失礼)、
かわいいかどうか、女性に見えるかどうかはお客様の反応にお任せいたします。

今や、体毛は男性も女性も異性に嫌われがちなもの。
人間が今後進化していくとするならば、
本来身体を守るために生えた体毛も、なくなっているようにも思えます。
| paserisblog | コラム | 10:36 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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